実は見逃しているかも?プレスリリースの「ネタ探し」を難しく考えすぎないには

プレスリリースを出したいけれどネタがない」こういったお悩みを聞く機会は非常に多く、広報担当の多くがぶつかったことのある壁であるのかと思っています。「新商品の発売」「イベントの開催」など日々新しい出来事があればネタには困りませんが、このような大きな出来事はそう頻繁にはないもの…。
その一方で「メディアへの露出は実施したい」「定期的なプレスリリース配信をしたい」という実情と相反する状況はそう少なくありません。

そこで、この記事では広報担当を悩ます「ネタ探し」について「ニュース性」という観点、そして「ストーリー性」について触れながら解説します。

意外と社内で眠るネタ切り口

「ネタ」のハードルを上げる誤った認識

「ネタがなくて困っている」そのような人の中には、ネタ=大きな内容でないといけない・新しい商品に関してでないといけない、など誤った認識を持ってしまっている人も一定数います。
「ネタ」=大きい出来事・新商品ではなく、重要なのは「ニュース性」があるか否か。逆にいえば「ニュース性」さえあれば、プレスリリースの作り方次第で十分配信できる情報に仕上げることができるのです。

例えば、プレスリリースにできるネタ切り口としては以下のようなものが一例として挙げられます。

  • 新商品/新サービスの発表
  • 既存商品やサービスの拡充(リニューアルなど)
  • サービス改定/価格変更
  • イベントやキャンペーンの開催告知・開催報告・出展
  • 調査結果の発表(市場調査など)
  • 業績の発表(利用企業○○社突破など)
  • 他社との業務提携
  • 会社合併、新会社設立
  • 人事関連(社長交代など)
  • 決算、株主関連の報告

難しく考えず、社内での新しい出来事があった場合「この出来事にニュース性はあるのか」自分に問いかけることによって今まで配信して来なかったけれど実はネタに出来たような情報が社内に眠っている可能性大です。

大きな内容ではないからと、自社ホームページの「お知らせ」に更新をしていただけであってり、あるいはブログに更新をしていただけだった投稿もプレスリリースにネタになりうる可能性が十分にあるのです。

何が「ネタ」になるのか感覚を掴む

「『新しい出来事』と言っても、自分たちの会社で起きていることはメディアに取り上げられるようなネタなのだろうか?メディアに取り上げられるネタが知りたい!」という声も聞こえてきそうです。どういったネタがメディアに取り上げられるのか知るためには、実際にメディアが取り上げているネタに目を通しましょう。

もし、具体的に掲載を狙っているメディアがあればそのメディアが掲載する記事に目を通して「今はどういった情報にメディアが価値を感じているのか/欲しているのか」をチェック。それ以外にも、例えば多くの広報担当者から「掲載されたい」とピンポイントで名前が挙げられる人気メディアのYahoo!ニュースや日本経済新聞、他にもSNSでの話題が一目で分かるTwitterのトレンドなど主要メディアを毎日チェックすることで「メディア視点」で「ネタ」にする内容の傾向が徐々に掴めるようになってくるかと思います

日々メディアが発信する記事から「ネタの傾向」を見ることで、次第に身の回りの出来事をそれらの「ネタ」と結び付けられるようになり「ネタになるか否か」の判断感覚を養うことが出来ます。

「ニュース性」とは

「ニュース性」さえあればプレスリリース出来る情報である、と記載をしましたが、では実際のところ「ニュース性」とは何なのでしょうか?
「ニュース性」とは、「ニュースバリュー」等とも称されることがありますが、つまりその情報に報道する価値があるかないかを線引きする基準です。一般的に、以下のような○○性を持つ情報には鮮度があり「ニュース性がある」と言えますので、ぜひネタを考える時には参考にしてみてください。

新規性

「新規性」とは、世界初・業界初・新業態など今までなかった画期的な商品・サービスなどの情報を指します。

<例>
・家電業界初「~商品名~」が○○賞を受賞
・新業態コンビニ、東京駅に「~店舗名~」を11/4オープン

社会性(時事性)

「社会性(時事性)」とは、少子化問題・SDGsなどをはじめとする「社会問題」に関連する情報を指します。

<例>
・食品ロスを○%減、賞味期限間近の商品限定のECを開始
・レジ袋有料化スタート、1人当たりのエコバッグ保有数は○個と判明

希少性

「希少性」とは、○個限定・東京限定・世界最大/最小などのプレミア感を持つ情報を指します。

<例>
・世界最古のギターを再現!「~商品名~」を発売
・秋限定メニュー「~メニュー名~」を1日○個限定で提供開始

トレンド性(話題性)

「トレンド性(話題性)」とは、○○映えなど特にSNSの発展で重要な要素となりつつある流行りな情報を指します。

<例>
・これ1つでチャイボーグメイクが完成!コスメセットを発売
・家呑み需要に応える、日本酒団体がおすすめの飲み合わせをオンラインで伝授

記念日・季節性

「記念日・季節性」とは、バレンタイン・新学期・お中元・花粉症・○○の日など毎年訪れる旬な情報を指します。

<例>
・GWにあわせ、○○PAに人気ラーメン店・メロンパンを開業
・~ブランド名~、2020年クリスマスは雪の結晶デザインのアドベントカレンダーを発売

他と差を図る「ストーリー性」

今まで「ニュース性」が重要であると記載してきましたが、今やプレスリリースのネタが「ニュース性」を持つのは当たり前のこと。多くのプレスリリースの中でさらに価値を持たせるためには「ストーリー性」が重要です。

「ストーリー性」とは

「ストーリー性」とは、そのプレスリリースに関する企業/事業/サービス/商品/担当者が今に至るまでにどういった出来事/背景があったのかを示すものです。
例えば、業界や市場動向などからなるバックグラウンド情報、開発秘話や裏話などがイメージしやすい例です。

「ストーリー性」が重要な3つの理由

  1. 当事者だからこそ語ることが出来る情報であるから
    実際に体験したこととどのような想いがあるのか、どうして今回のような選択をしたのか等の思考、失敗はなぜ起きたのかなど、当事者のみぞ知る価値ある情報です。

  2. 差別化になるから
    世の中には数多くの商品・サービスがありますが「差別化」出来ることは自社商品・サービスをPRする上での強みとなります。近しいものはあれど、ストーリーや想いまでもが同じものはありません

  3. ファンを生むから
    元々持っていた人も身近にあった人も、その開発秘話や苦労を知ると愛着が湧くもの。また、知らなかった人も、現在に至るまでのストーリーを知ることによって作り手が見えてきたり、認知度・好感度が上がったり、結果としてファンを生む一要因となりえます

さいごに

「プレスリリースを配信したいのに出来ない」そうお困りの一部の方は、プレスリリースの「ネタ」を難しく考えすぎているのかもしれません。「ニュース性」があれば何でもプレスリリースの「ネタ」になる、と「ネタ」のハードルを下げ、日々世の中の情報をインプットして高感度のアンテナを張りましょう!

プレスリリースのお悩みをプロに相談
  • 広報活動の第一歩
  • イベントの集客
  • あのメディアに載りたい
  • とにかく取材されたい 等

「プレスリリースを出そう」と思うに至る理由は様々。そのため、お悩みの解決策もそれぞれ異なり多種多様です。

・初めてのプレスリリースで手取り足取り教えて欲しいのか…
・より良いプレスリリースを出すためのアドバイスが欲しいのか…

“広報歴”一つ取っても、求めているサポートは大きく異なることと思います。

プレスリリース配信サービスは、今でこそ一般的になってきましたが「@Press(アットプレス)」は先駆けとなる老舗のサービス1配信ごとに1名専属担当が付き、原稿校正~配信先のメディア選定~配信実行までをサポートしています。

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