【Q&A】書き方セミナー編 ※随時更新

プレスリリース配信に興味はあるけれど、何が分からないのか・何を知っておくべきなのか良く分からない。「これから始めてみようかな?」と情報収集をしている方にとって、導入にあたってこのような壁があるのではないでしょうか。

プレスリリース配信サービス「@Press(アットプレス)」では、プレスリリースの書き方に関する無料セミナーを定期開催。毎回参加者の方々からご質問をお寄せいただき、登壇者がセミナー中に回答しています。そこで、少しでも情報収集段階の方々のご参考になればと、セミナー中のQ&Aをまとめ、公開することといたしました。

あくまでセミナー内容に関連し、お寄せいただいたご質問に限定されてしまうため、もし新たな質問・疑問が出てきたり、ご自身の状況にあわせたご相談などをご希望の場合はお気軽にお問い合わせください。

プレスリリースの送り方・届け方について

Q. FAX番号に勝手に送って大丈夫ですか?
A. 代表のFAX番号であったりすると、頻繁に関係のない連絡が来たりすると止められる可能性もあるので、やめておいた方が良いと思います。自分がアプローチしたい編集部・記者の方がいらっしゃるFAX番号であれば、送っていいと思います。

Q. メールの件名に「プレスリリース」は必要ありませんか?
A. 「プレスリリース」はいらないと思いますね。ただ、もしプレスリリースのタイトルが短かった場合は件名になるプレスリリースタイトルの前に「プレスリリース:」などと付け足していただきのはよいかと思います。

Q. お知らせしたい企業にプレスリリースを送るときは、お付き合いのないところは各社のお問い合わせに送ればいいのでしょうか?
A. 代表のメールアドレスやお問い合わせへ送っても基本的に記者の元には届かないので「お付き合いのあるメディアを増やしていく」ということが大事になってきます。お付き合いのあるメディアを増やすためにも、直接メディアの方へ届けられる記者クラブを活用したり、プレスリリース配信サービスを活用したりすることも活動を始める入口としては一つの手です。その結果、記事として取り上げていただいた場合、お礼のメールをする等して、以降は自分から直接プレスリリースを送れるように個人的な関係を構築していくのが良いです。

Q. 同日に複数のリリース配信をする場合、1件ずつメールした方が良いのでしょうか。
A. 1件ずつ送った方がいいと思います。メールでプレスリリースを送る場合は、メールの件名をプレスリリースのタイトルにしていただきたいので、1件ずつそれぞれのプレスリリースのタイトルを件名としたメールを分けて送った方がいいと思います。

配信タイミング・頻度について

Q. プレスリリースは出せば出すほどいいのでしょうか?あるいは、適切な頻度・本数の目安はありますか?
A. プレスリリースに関しては、特に何本まで出せばいい、というものはありません。ただし「これだけは絶対にやめた方がいい」ということはある。それは「PRの視点がないプレスリリースを連発すること」これだけは絶対にやめた方がいい。なぜかというと迷惑フォルダにフォルダ分けされている可能性があるので、以降渾身のリリースを出したとしても見てもらえない、ということが起こりかねない。PR視点の有無を確認して、適切な頻度・本数より「中身」を重視することが重要。

Q. 新製品が出る度にリリース送るべき?イチオシ商品だけに絞るべきでしょうか?
A. 企業さんの新製品の出る頻度にもよると思うのですが(例えば年間で何百製品も出ていたら別だとは思いますが)、それぞれに特長があったりとか使って欲しいユーザーが違ったりとかすると思うので、イチオシ商品に絞らずに出した方がいいと個人的には思います。ただ、細かなマイナーチェンジの内容でも送るのか、という判断をする上では「この内容は社会的・公共的背景を踏まえて、いいプレスリリースにできるのか」という基準を設けてるといいかと思います。

Q. 新商品のリリースを送るのは発売後でもよいのでしょうか?
A. 発売後でもよいのですが、出来れば発売前・発売日の方がよいです。メディア、特に毎日情報発信をするメディアはいち早く新しい情報を発信したいので、すでに世の中で売られていて・多くの人が購入しているものを「新しいネタ」として取り上げるのは難しいのかなと思います。ですので、よっぽどの理由がない限りは発売前・発売日に出されることをおすすめします。

Q. プレスリリースを出す時間帯でAMが良い、PMが良いなどありますか?
A. 特に狙う媒体にもよりますが、WEB媒体を狙うのであればあまり時間は関係ない。ただ常識的ではない、夜の8~9時にメールで送ってもあまり意味はないかなとは思います。例えば、夜に送って翌朝読んでもらえるだろうと思っても、明朝は明朝で朝届くプレスリリースがあるので埋もれてしまう可能性があるので、朝10時~夕方16時などの間に送った方がいいのだろうと思います。

Q. 配信における曜日、時間帯等開封率がより高まることがあれば教えて下さい。
A. 月末月初/曜日でいうと月・金は開封率が下がります。商品は1日発売が多く、発売日の前日当日にプレスリリースを出した結果、月末月初にプレスリリースが集中してしまい開封率が下がる傾向があります。
曜日に関して、月曜日はどうしても金土日に送られて来たプレスリリースをまとめて確認することになってしまうこと/金曜日は出す時間にも左右されますが、記事化タイミングが月曜日となる媒体もあったり、情報を寝かす必要がある背景も相まって開封率が下がる傾向にあります。

Q. 季節性を盛り込んで発信する場合は、どのくらい前もって情報を送るのがよいでしょうか?
A. ものにもよりますが、雑誌のような2~3ヶ月前に動いている媒体ではなくて、新聞やWEBニュースを狙うの場合、例えば夏の情報であれば読者が夏を意識するタイミングだと思います。想像しにくい場合は、テレビの情報番組などで夏の情報が出てくるそのタイミングです。イメージとして、7月後半~8月などの夏の情報は、7月前半から出していっていいのかな、と思います。

Q. SNS拡散とリリース配信の順番はやはり先にリリース発信でしょうか?
A. 以前は「プレスリリース ⇒ SNS」が良しとされていましたが(メディアは自分たちが先に情報を知っていたいのにすでにSNSで話題になっていると取り上げにくい、という考えであった)、今はメディアがSNSから情報収集をするというケースも増えてきていることもあり、あまり難しく考える必要もなくなってきています。しかし「新商品発売」「記者発表会」「決算発表」など大々的な内容については、メディアへの発表を優先させて、その後にSNSで拡散するなどケースバイケース。ただ「SNSでもう話題だから記事にするのはやめておこう」と思うメディアは減ってきていると思います。

Q. 製品の販促キャンペーンをする場合、キャンペーン前にキャンペーンの実施を知らせる方がよいのか、キャンペーン後にキャンペーンの反響を知らせる方がよいのか?どちらが商品自体の販促に効果があるのでしょうか?
A. まず「商品の販促にプレスリリースを使う」という発想は捨てた方が良い。なぜかというとメディアが一企業の販促を手伝うことはないので「このプレスリリースで販促したい」という思いがプレスリリースににじみ出てしまうと、メディアは取り上げにくい。そういう場合は広告を打ったほうが適切です。メディアが取り上げるとしたら「このキャンペーンは○○で困っている人の課題を解決してくれるから、自分のメディア読者に嬉しいキャンペーンだな」とその意義・意味に共感したり「このキャンペーンは発想がユニークだな」とマーケティング手法の面白さから取り上げてくれることはあるのかな、と思います。

タイトルについて

Q. タイトルに「プレスリリース」は必要ありませんか?
A. タイトルに「プレスリリース」はいらないですね。プレスリリース上部に「報道関係者各位/プレスリリース」のような表記をするのはあるといいと思いますが、タイトルそのものに書く必要はないです。

Q. タイトルに社名は必要でしょうか?
A. それはプレスリリースを出される企業さまにもよりますが、もし有名な企業であれば入れた方がいいと思いますし、もしあまり知名度がないようであれば社名よりも重要なキーワードなど惹きのある情報をタイトルに入れた方がいいと思います。

Q. サブタイトルは書いた方が良いですか?また書く際の注意点はありますか?
A. サブタイトルはなくていいです。ただ、タイトルが長くなるのであればメインの情報をタイトルに/補足情報をサブタイトルに、と情報の取捨選択をして活用されるといいと思います。

書き方・文量について

Q. リリースの枚数は?文字数などは?(長い文章は読まれないと聞いた事があります)
A. 特にないけれど、本文が4~5枚になってくると正直長いと思う。理想からすると1~2枚、長くても3枚以内にまとめるといいと思います。また、3枚がすべて文字だとそれも長すぎるので「画像・グラフ」など視覚訴求含めて3枚には収まるようにする。細かな商品スペックなどの情報は別添をおすすめします。

Q. リリースの冒頭文では、なぜ企業名の後に本社住所、代表者名を()で入れるのでしょうか?
A. 特別に記載するという決まりはないですが、例えば上場企業であれば企業名の後に証券コードを入れたりもしていて、住所を入れるのは「地域性」が冒頭部ですぐに分かったり、メディアが取り上げる上で反社チェックなどもされることと思うので代表者名があると簡単に確認できる、というメリットがあるのかな、と思います。

Q. 媒体特性もあると思いますが、大まかにマスとネットメディアでリリースの書き方に違いはありますか?
実情として、書き分けをされている企業様もいらっしゃるとは思いますが、同じ文面で配信をしている企業が大半だと思います。ただ、もし新聞・雑誌よりもネットメディアを狙う場合、実際には少し書き方に違いがあります。ネットメディアは、「枠」のある新聞やTVなどと異なり無尽蔵に記事を更新することができます。基本的なネットメディアのニーズとして「品質を落とさずに、たくさんの記事を更新したい」という思いがあるので、「ちょっと手を加えるくらいで記事にできる」ようなことを意識して、ややくだけた書き方の方が向いているかと思います。

Q. 掲載媒体を考える場合、いくつかのパターンを(送り先によって)用意するのがよいのでしょうか?
A. 出来たら良いんですが、企業サイトに掲載するものは1つだと思うので基本的にはその形式に揃えることになるなど、現実的には実現するのがなかなか難しいかと思います。パターンを用意するのであれば、プレスリリース本文は共通にし、添付資料を各媒体にあった情報をまとめたものにする、など工夫すると実現しやすくなるかと思います。

Q. 美容化粧品業界は薬事法や景表法を意識しすぎて、商品そのものの良さが伝わらないリリースになってしまいます。なにかアドバイスをいただけますでしょうか?
A. 効果・効能などを謳えないというケースだと思うのですが、例えば化粧品の研究所など第三者機関で発表できるラインのデータを取ってもらって「事実としてこういう変化が起きた」という発表をするのは一つの手としてありかな、と思います。他にも、使用している原料に意味合いを持たせて(例えば、福島県産の物の「復興支援の化粧品」)みるとプレスリリースに味付けができるのかな、など思ったりします。

数字・データの引用について

Q. 数字は、外部から引用してきてもいいのでしょうか?著作権などあると思うので、数字引用のルール、マナーを知りたいです。
A. 統計データとかオープンになっている情報については、引用をすることは可能だと思います。ただ、その際に外から持ってきている情報については「*や※」などの記号を付けて「○○の資料より引用」など必ず引用の出典元情報を記載するようにしましょう。中には有料で販売しているデータなどもあるので、データを有料で購入している場合であっても、プレスリリースなどへの情報の使用について出典元にルールが設けられていないか確認をするなど許諾を得られるといいと思います。

Q. 数字は大切ですが、どうしても記載できない場合の書き方などあればアドバイスいただけると幸いです
A. 売上高とか厳密な数字は記載できないというようなケースもあると思うのですが、その場合は書き方に捻りを加えて、例えば「対前年○%」など表現を変えることで数字を入れて書くことは可能なのではないかと思います。

Q. 数字を入れる、というやり方は持論でいらっしゃるのか、業界として一般的に有効なことなのかどちらでしょうか?
A. 数字を入れることは一般的に有効(むしろマストと捉えてもいいくらい)という考えのものです。メディアは信じられる情報しか記事に使えないので、責任を持って記事にできる情報として発信元の企業が出しているデータ・数字がある方がメディアの信用しやすいし、取り扱いやすいです。

Q. アンケートの母数は、どれくらいあれば信頼されますか?母数が少なくても、数字は付けたほうがいいですか?
A. 大体、一般的にはn=100以上。もちろん多ければ多いほど信ぴょう性は増しますが、なかなかその母数を得るのも難しいと思うので、n=100をベンチマークにするといいと思います。ただ、n=100未満であったとしても、大きな傾向が掴める程度のサンプルであれば記載する価値がある。大手のメディアがそのまま掲載するにはちょっと母数として少ないとは思いますが、企業側が出したい方向性やネタの裏付けとしてはあった方がいいと思います。

画像など補足資料について

Q. FAXで送付する前提で、イラスト・写真などの画像、背景などのデザインはただのカラーではなく、白黒で見やすいものにする必要がありますか?
A. おっしゃる通り、FAXで送信する場合は受け手が見ることを想定して、白黒でも見やすい/文字があれば読めるものでお送りすることが大事です。

配信内容について

Q. 販売中の商品のリリースを打つというのは大丈夫なのでしょうか?(新製品ではなくて)
A. はい、大丈夫です。ただその場合は「販売しています」ではなく、例えば今まで○個売れている/△△に導入されたといったような「実績」で、新たにお知らせ出来るトピックスがあれば、既存の商品であってもどんどんプレスリリースを出していくといいと思います。

Q. 非営利の地域活動においてもニュースリリースは出してよいのでしょうか?
A. もちろん、いいと思います。NPOとはNGOとか非営利団体の方もプレスリリースは出して問題ないです。例えば「経済面」だとやはり経済の動きを取り扱うため、やや掲載が難しいかもしれないですが「社会面」や「生活面」など、経済以外の情報を扱うメディアへの露出を狙っていくのはいいと思います。

Q. スタートアップのような知名度のない企業がPRするためのコツはありますか?
A. 知名度がなくても重要なのは「メディアがどういった社会性・公共性のネタを追いかけているのか」を知った上で、自分たちのビジネスをそれに結びつけたプレスリリースを書くこと。今の世の中との接点作りが明確であればメディアにとっては報道する価値のあるニュースとして見られる。

Q. BtoBの法人向けサービスのプレスリリースで気を付けることはありますか?
A. BtoB系のプレスリリースの場合、かなり難解な言葉を使うことが多い(特に医療系や化学系など)。そのため、なるべく分かりやすい表現を使うことを意識することが重要かと思います。自社と関連する専門メディアへの掲載を狙うのであればいいけれど、一般メディアへの掲載を意識する場合はいつもよりも少し分かりやすい言葉を使う、というマインドを持ってもらいたい。また、新サービス等大きいネタを打ち出す頻度は高くないと思うので、プロダクト依存ではなくコーポレート全体の活動を見て、リリースのネタを収集・掘り下げてみることをオススメします。プロダクトのみでプレスリリースを出していくとなると、リリース頻度が下がってしまって、メディアに覚えてもらう機会が減ってしまう。会社の中の働き方改革であるとかSDGsに関連する取り組みを実施しているかであるとか、ユニークな採用方法があるのかとか視野を会社全体の活動へぜひ広げてみてください。

配信先メディアについて

Q. プレスリリースの送り先はどちら宛に送ればいいのですか?部署など どこで調べればいいですか?
A. 実はあまりオープンになっていないことが多く、絶対にやめた方がいいのは代表連絡先に送ること。これは大抵の場合届けたい編集・記者には届いていません。そのため、まずは配信サービスを使ってメディア開拓をすることをおすすめします。

Q. 配信サービスを使用時、毎回、配信先の選択に困っています。結局、配信先メディアの概要を読んでなんとなく「合いそう/合わなそう」で決めてしまっていますが...アドバイスありましたら、お願いいたします。
A. メディアを熟知している人であれば判断ができると思うけれど、大半の人がそうではない。失礼な言い方になってしまうのですが「なんとなく・適当」に選んで送ってしまっている人が多く、その場合何が起こるかと言うと「飲食を扱うメディア」に「医療・自動車などのプレスリリースが届く」。このメディア側の立場になって考えてみていただきたいのですが、自分たちのメディアと関係のないプレスリリースを送ってくる配信サービスや企業のメールをどうするか:ドメインごとブロック。そのため配信サービスを使用する時には、そのサービスがきちんとプレスリリースに適切なメディアに送る+メディアにスパム扱いされないような配慮がされている、そのようなサービスを選んだ方が良い。

配信後について

Q. プレスリリースの内容が記事になる場合は、それが100%そのままではなくて、アレンジされてても構わないですよね?
A. 問題ないです。むしろ記事になる場合はアレンジされるものだと思っていただいた方が良いです。プレスリリースそのままが記事にされることは少なく、企業が伝えたいことが100%そのまま伝わらないこともあります。

ライティング技術について

Q. リリース記事など広報関連記事書く場合、語彙力、文章力が必要だと思いますか?その能力が足りない場合、テクニックで乗り切れるのでしょうか。テクニックを高めるために、日頃意識すべきこと、書く力を高めるためのアドバイスがあれば、お願いします。
A. 結局「国語力」ということになると思うのですが、世の中には文章を書くのが得意な人と苦手な人に二分すると思っていて、その中で「苦手な人」にプレスリリースを書かせるのは適材適所という観点からもあまりおすすめはしないです。
日頃から例えばブログを書いているだとか/企画書を書かせると簡単にWord1、2枚にささっとまとめられる力があるとか/「語彙力」というより「論理的」に文章を書けるだとか…このような最低限の能力を持っている人にプレスリリースは書かせるべき。国語力から学ぶとなると広報マンとして育てるにはロングスパンになってしまうので、ある程度文章を書くのが好きだとか得意な人であることが前提。
その上で、もっとブラッシュアップしたいという場合は過去に様々な企業様がプレスリリースを配信しているので、それらを読んで参考にする、というのがおすすめです。(ただ、参考にすべきプレスリリースとそうではないプレスリリースもあるとは思うのでそこは注意)

効果測定・目標設定について

Q. リリースを出す際の具体的目標は、記事数・広告換算で設定するのが基本でしょうか??
A. よくあるのは記事数、あと重点媒体といって「自社にとって取り上げてもらいたい媒体」に掲載されたか、他にもWEBメディアは1つのメディアに掲載されると、その記事が他メディアに転載されることが多くあるので「オリジナルの記事数」やポジティブな記事を書いてくれたかのポジ・ネガや、広告価値換算などを数値として見られる企業さまが多いかと思います。その際には必ず、対前年比・対前月比・対競合比など比較するようにして比較するといいと思います。

社内の広報体制について

Q. 組織上広報担当者が半年で交代する場合、気をつけておくことがあれば教えてください。
A. メディアからすると半年で担当が変わってしまうと、関係性を築く間もなく変わってしまうのであまり良くはないですね…ただ、もし厚意にしていただいているメディアがいらっしゃるのであれば、面倒かもしれませんが、都度顔を合わせて、メールだけではなく引継ぎが出来た方がいいかと思います。

配信サービスについて

Q. 最近では@Pressなどリリース配信サービスの利用が多いですが、自ら記者クラブに持ち込む場合とはどのような違いがあるでしょうか?また、「どちらも行うのがベスト」なのか、「配信サービスで記者クラブもカバーされている」なのか伺いたいです。
A. 配信サービスは基本的に記者クラブはカバーしていません。ただ、記者クラブに常駐しているメディアはカバーしています。記者クラブでは、直接メディアの方と接点が持てるという利点があるので、重要なプレスリリースは記者クラブへ投げ込みをしつつ、WEBメディアや地方メディアなど自社が投げ込みする記者クラブに登録していないメディアへのリーチのために通常の配信も併用することをオススメします。

Q. @Pressさんのようなリリース配信ツールは使用した方がよろしいでしょうか?(すみません、答えにくいとは思うのですが、、、)
A. 営業トーク抜きで使った方がいいと思います。大企業さんだと、すでにお付き合いのあるメディアの方などがいる場合も多いですが、例えばこれからプレスリリースを始めよう、と思っている企業さんの場合だと「メディアの連絡先を知らない」というケースが多いかと思います。ここで例えば、日経新聞の代表FAXに送るなどをしても見てもらえないので、まずは記事を獲得できるようになるまで配信ツールを使って、適切な人にプレスリリースを送っていくという活動を行った方がいいと思います。記事にしてもらってお礼の連絡をする等、お付き合いのあるメディアが増えてきて「メディアリスト」を作りあげていく/メディアの開拓をする、という意味では配信ツールを使うことをおすすめします。

Q. 広報について書かれた本では、プレスリリースの一斉配信に反対する意見があります。たしかに、大手企業様と違い、社会的影響力が乏しい中小企業では、一斉配信をしてもなかなか記事に取り上げられにくいと感じております。一斉配信ならではのメリットや活用ポイントを教えていただけたら嬉しいです。
A. 一斉配信をしなかった場合、どうメディアにアプローチをするのかを考えたとき、1つ1つのメディアに企画書を作成して持参したり、メディアキャラバンをしたり、場合によってはPR会社に依頼をしたり。中小企業がメディアキャラバンのコストを掛けられるか・メディアごとの特性を理解して、メディアに合った企画書を作成できるか…現実的に考えると結構難しいことなのではないか、と考えています。メディアとリレーションを持てる関係を築くことがまず大事。その目的を果たすために、コスト的にも知識的にもこういった観点で一斉配信のメリットがあるかな、と思っています。

メディアとのお付き合いについて

Q. @PRESSなどで配信した後の一覧に、電話・メールでの追アピールはすべきですか?(自身の関係構築したメディアさんには確認など行うことがあります)
A. もしそこにマンパワーを割けるのであれば、ご自身がコンタクトを取ることが可能なメディアさんには「プレスリリースを送らせていただいたのですが」等と連絡するのはいいと思います。ただし、毎回連絡があるとご迷惑になってしまうので「ここぞ」というプレスリリースや、記者発表会など直接メディアの方に参加いただきたいものなどの場合にされることを推奨します。

Q. メディアとのネットワークの構築について。コロナ禍では新規のメディアキャラバン(特に県をまたぐ場合)などが難しいのではと感じるのですが、これからの新規ネットワークの構築は直接お会いできない場合どうしていくのが良いと思いますか?
A. どんどんWEBに移行していることがあると思うので、メディアキャラバンに関してもWEBになっていくのではないかと思います。WEBでの面会などをお約束するのもいいかと。

プレスリリース以外のPRについて

Q. SNSでのPRだけではだめですか?メディアで取り上げてもらう意味とは何なんでしょうか?
A. SNSだけでのPRでも十分だと思います。ただ、最近だとインフルエンサーを起用した広告色の強い投稿も増えてきているので、純粋な口コミを増やしたいのであればWEBメディアに記事として取り上げてもらって、そのメディアのSNS投稿を見た人が引用RTして拡散する、などしてもらうことが重要かなと思っています。あとSNSは一気に拡散ができるメリットはありつつも、例えば新聞やテレビなどのメディアである第3者が取り上げる方が信頼度も得られる意味があるかと思います。

Q. PR会社にPRを委託する会社が最近減って、自前でPRする会社が増えていると聞きますが、ご存知であれば各社のPR状況、動向をお伺いできれば嬉しいです。
A. PRを委託する会社が減っているかどうか動向については知らないのですが「PRを自分たちで出来る」という会社さんが増えてきているのかな、という印象があります。それこそ「@Press」のような配信サービスもあれば、広報に関するセミナーや書籍もたくさんあって、自分たちでやろうと思えば出来る環境になりつつある気がします。PR会社さんへの委託数については分からないですが、記者発表会など大掛かりなPRの時など、PR会社さんを利用すべきということは色々あるのかな、とは思います。

Q. 最近は商品開発ストーリーをリリースではなく自社ブログ欄などで更新するケースもありますが、それよりもリリースに参考資料でメディアへ送る方がインパクト大きいのでしょうか?
A. 企業ブログでせっかくまとめられるのであれば、背景や苦労などストーリーが分かるものを参考資料として添付してプレスリリースでも配信されることをおすすめします。

広報担当の心得について

Q. 広報・メディア視点を持つために意識することは何でしょうか?
A. 日頃からメディアがどういったネタを扱っているかを見ること。広報の方は、雑誌・新聞・テレビなど見ていただいて、どういう内容が取り上げられているのかに注目をする習慣づけをするといいと思います。あと、SNS(Twitter・Instagram)などもトレンドを知る場になるので見ていただきたいです。トレンドになっていることは記者も注目しているので、その情報を把握しておくことをおすすめします。

オススメな○○について

Q. 質問です。リリースのノウハウについて、庄子先生が特に影響を受けた本を教えていただけませんか?
A. 横濱カレーミュージアムの井上先生(2003年リニューアル時の責任者兼プロデューサーである井上 岳久さん)の書籍は面白くて読んでいますね。プレスリリースは、もちろんある程度形式に則った書き方も重要ではあるんですが、やっぱり「発想」が重要。AとBをくっつける、その間を何で埋めるかの発想は勉強というよりもセンス的な要素が大きいと思っていて、井上先生の本はそういう面から見てもおすすめですね。

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